一人一人に個性があるように建物にも個性があります。その建物の個性ってやっぱり施主様らしさなんです。内装や平面計画もやっぱり施主様らしさが現れてきます。
もちろんそれは設計する側からしたら当たり前の事かもしれませんが、もし施主様が主体ではなくて設計する側や建てる側が主体ならどうなってくるでしょうか?
ひと昔前の建築というと大工さんや工務店に任せることが当たり前でした。「家はこういうもの」という、作る側の考えの基におこなわれてきました。職人さん理想の家は「棲みつき和風の家」どこを見ても昔の家は外観、間取りが似たような物が多くなります。それが職人の一人前の証でもありました。
もともと建築のルーツはこういう考え方から来てますから、
昔ながらの工務店さんはやっぱり融通が利かないという声をよく聞きます。
結局これって建てる側主体なんです。
だから施主様がやりたいことに追いつけなくなってしまうんだと思います。
建築業界は日々進化しています。新しい工法やデザイン、施主さんとのコミュニケーションすべてが新しく変化しているのを長年感じています。
そこで変わらない物が一つあるとするなら「イイ家を建てたい」お客様と「イイ物を作りたい」という創り手の想いではないでしょうか。
私たちはこの想いの根本。つまり「人」を中心に家創りをおこないます。
例えば、打ち合わせ中に施主様から間取りや材料の要望などがありますが、
どうしてそれをしたいのか?それは施主様の性格や感性に合っているのかという事まで考えてもらいます。現代は特に情報が溢れていて皆さん混乱しているため「本当にあなたらしいって何ですか?」と、こちらは問いかけます。
こうすることで施主様が想う家をお互いが感じ取ることができます。
家族や仲の良い友人などの考えや行動などは想像がつきますよね。
それって長い年月が経っているので当たり前なんですが、設計に10年もかけれませんので施主様の想いや感性はとても大事にしています。
また施主様だけという観点での「人」ではなく創り手の考え方も大切にしています。
建築業も商売です。お金儲けをしたくて建築をしている企業さんもいるかと思います。
勿論わたしたちも会社として利益は必要ですが・・・
「売り上げが必要だから家を建てる」という、考え方ではなくて、
わたしたちの経営理念に「人間性を高め豊かにする」と言う基本理念があります。
人間性⇨簡単に言いますと「イイ人!」です。長くなるので割愛(笑)
豊かにする⇨これはお客様に高品質で満足して頂ける家を創ることで豊かな暮らしを提供する事や、普段の生活でも自分利益ではなく相手の喜ぶような行動をとることです。
こうすることで地域社会に貢献する事ができ、お客様からの評判が口コミで広がり、また私たちの元へ仕事として帰ってきます。
そんな施主様の想いをまた叶えることで、喜んで頂く方が増えていくことの循環こそが会社としての一番の利益だと考えています。
評判がいいから、イイ家を作ってくれるからではなく、私たち住木人SUKIBITOの考えが方好きな人。無垢が好きな人。住むことにこだわりたい人。と一緒に楽しい家創りのお手伝いがができれば幸いです。