施主様の意見が反映されてある家ってきっとなんでも願いが叶って
理想のお家なんだろうと思われませんか?
当たり前のことですがこれができているなら「家は3回建てないと・・・」
いう言葉は生れないのではないでしょうか。
ここで勘違いしてはいけないのですが、「施主様の意見=正解」「設計士の考える家=正解」
ではないということです。
施主様が持っている感性や思いを形にしていく上で、メリット、デメリットが存在していて、どこをチョイスするのか。またそれらをすべてクリアにするようなアイディアを設計できるのかが、私たち造り手にかかっています。
そしてお客様と一緒にやっているからこそ良い家ができたという経験が多々あります。私たちと施主様との関係性が良い家を創るポイントでもあるのです。
それらがすべて満たされていても実際住むとやっぱり「ここはこうした方がよかったかな・・・」なんて思うこともあるかもしれません。
しかしメリットもデメリットも理解して選んだ造りには「あなたらしい住まい」にできあがっているはずです。そこには不満ではなく愛情が生まれるものです。
そしてさらに大事なことは無垢を使うバランスだと考えています。
無垢の持つ表情や美しいと思えるバランスの取れたレイアウト、空間があればそこに居るだけで家という存在がお気に入りの場所になります。そんな住まい創りができたならきっと愛情をもって長年ともに住まうことができるでしょう。